ミトラ神
- インド・ヨーロッパ語族の先祖が祭っていた多神教の太陽神
ゾロアスター教(ヨーロッパ側)
- 多くの神を整理して2人の神を引っ張り上げる
- アフラ・マズダー 光の神(そもそもその土地で太陽神とされていたミトラ神と融合される)
- アーリマン 闇の神
- 世界に様々な悪さがはびこっているが、それは闇の時代だから。最後は光の神が勝つ
弥勒信仰(インド側)
- 末法思想 ブッダの死後その教えが衰退していくという考え方
- 浄土教の末法思想とゾロアスター教の救世主思想が合体する
- 弥勒菩薩・マイトレーヤ(今は修業のみだが、いずれブッダになる僧)
- 56億7千万年後に救世主として登場する予定
- そんなに待てないので早く降りてきてください、というのが弥勒信仰
- 広隆寺弥勒菩薩像が有名
- どうみても仏教ではなく、西方の宗教の思想に近い
ミトラ信仰
- 仏教とキリスト教の共通の信仰
- ミラノ勅令(多神教を認めないキリスト教を宗教として公認した)
ローマ皇帝 コンスタンティヌス - ローマ皇帝が改心したとしてキリスト教が大々的に宣伝された
- 太陽に十字架が現れるHaloという自然現象で説得力が増す
- キリストは、我々を救ってくれる太陽神、ミトラみたいなもんだと考える
- 太陽神ミトラの誕生日は冬至(12月22日 1年で一番太陽が短く生まれ変わる日)
ミトラの誕生日をパクッてキリストの誕生日ってことにする - サンタクロースは北欧神話の年の神、もみの木は冬至の祭りに使われた常緑樹、トナカイはいなかった
- だいたいがミトラのパクリ、なのにミトラ神殿を破壊し、肖像画を塗りつぶしといった工作を行う
- 坊さん デュオニシュウスが色々こじつける、結局つじつま合わず、日付はむちゃくちゃ、年号もずれている
まとめ
どの信仰にも太陽神が中心となっていて、いろいろな解釈やパクリで広がっていった。
クリスマスの成り行きを見ても、大事なのは「何が事実」よりも「何を信じるか」、だと思った。
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